みなさん、こんにちわ!こんばんわ!青森ブロガーのきーと(@aokurashi)です。
青森の魅力を存分に発信して、まだ青森に行ったことのない人、これから青森に行く人等々参考にしてみてください!
青森もそろそろ雪が降る季節になってきました。みなさんはこう思っていませんか?
「雪って素敵!」「雪で遊んでみたい!」「ホワイトクリスマスー!!」って青森の大半の人たちはこう思っています。
「またこの季節か。。早起きしなきゃ」「車の運転きついなー」「今日もドカ雪かな。。」
※ドカ雪・・一晩に多く雪が降って積もること。
そうなんです。青森の人にとって雪との闘いは切っても切れない関係であり、敵(ライバル)となるのです。
どうして、青森は雪が多いのか!そもそもなんで雪が降るのか知っていますか?
今回は「青森の雪」に説明したいと思います!
闘う前にまず敵を知ろう!
原点に戻ろう!どうしたら雪ができるのか!
みなさん、小学校・中学校で習った復習です。なぜ雪が降るのでしょうか!
気温が氷点下になるから・・・って思っていませんか?これだと50点!
雪が降る理由としては日本に雪が降るのは、冬にシベリア大陸から冷たく乾いた北西の風が吹きます。
この風が温かい日本海を通って日本に流れます。その間、日本海の海の水分を大量に含んでやってきます。
その水分を多く含んだ風が日本列島の山々にぶつかり、その上空で雪が発生するのです!
なぜこんなに青森雪が多いのか。理由は八甲田山!
雪ができる原理がわかった所でなぜそんなにも青森は雪が多いのか!
青森の人たちは、「不公平だー!」「なぜ自分達だけがこんなにも苦労するんだー!」と思っているかも知れませんが、ちゃんとした理由があるんです。
上記で説明したとおり、冬になると北西の風が青森に向かって吹いてきます。
その風が、青森最大級の日本が誇れる八甲田山にぶつかって雪が降るのです。
そう、青森の名所と言われる。八甲田山(正式名称は南側にそびえる複数火山の総称。別名:八甲田連峰ともいう。)
この八甲田連峰が西から東の方に連なり、壁役としてそびえたつので、おのずと八甲田山近辺かつ、北西の地域は雪が大量に積もるのです!
青森は雪が多いイメージですが、この八甲田連峰を境に、雪が多い地域と青森なのに雪が少ない地域の二つに分かれます!
こんなにも違う!青森の降雪量格差!
青森でも雪が多いところもあり、少ない所もあります。
2018年、気象庁の発表によると、青森県のいくつかの観測地を基準をした降雪量を発表しました。
2018年11月1日 – 2019年5月21日の統計によると、青森市:546cm 弘前市:503cm 五所川原:336cm 八戸 126cmとなっております。青森市と八戸市の差420cm
やはり、八甲田連峰に近い地域ほど、雪の降雪量が多いのがわかります。
これを見ると弘前市で503cm、五所川原市で336cmとなっております。
たった車で50分くらいの場所。距離にして約30kmの所なのにおよそ150cm以上の差が出ております。
冬の青森はちょっと近場まで行ったらそこはまるで別世界の雪が体験できたりします。
まるで異次元。やっぱりあの地区は異次元レベルだった!
青森市の雪は2018年度で503cmを記録しています。
ですが、これはまだまだ序の口であり、青森にはさらに上には上があります。
それは、「青森県青森市大字荒川地区」。有名温泉地「酸ヶ湯温泉」です。
ここは八甲田の山並みを一望ができる温泉であり、キャンプ場となります。
八甲田のすぐ近くにある地域で、ここの降雪量は「2010cm」!
ここの降雪はまさに規格外となっており、道路の壁は雪の壁になっています。その高さは軽く一階部分が埋もれるくらいになっております。
めずらしい光景であり、温泉が有名であるため、寒さが厳しくても観光客が絶えず途絶えず青森県の有名観光スポットになっています。
2020年青森の積雪はどうだったのか
2020年は例年に比べてとても少ない積雪でした。SNSでも2020年青森の雪が少ないと話題にもなり、過ごしやすい冬となりました。
2019年1月17日と2020年1月17日の
同じアングルでの青森駅周辺の写真。
今年はびっくりするほど雪が少ないです。#青森市#暖冬#雪がない pic.twitter.com/Hzzr5T77L8— しょー (@shouno1) January 17, 2020
今冬の青森は、暖冬小雪の影響で2月とは思えない景色です。#Nikon D750 #Nikkor Ai24/2.8S#写真で伝えたい#写真好きな人と繋がりたい#オールドレンズ#オールドレンズ倶楽部 pic.twitter.com/CcvtR3dSPW
— ヴェ呂弐華 (@Ve_ronica0103) February 3, 2020
原因としては下記の理由が挙げられます。
- 例年より暖冬である
- 寒気を運んでくる偏西風が例年より北側を通過した
この大きな2つの理由が2020年青森の降雪量が少ない理由となります。
例年より暖冬である
日本列島は例年より1.3℃高く、北日本としては観測史上6位の記録。東日本としては2.2℃も高く、観測史上1位の記録でした。
全体的な気温が高かったために青森県の雪は少なかったのです。
偏西風が例年より北側を通過した
普段であれば寒気を運んで来る空気がロシアから吹き込んで来て、日本列島の上空を寒気を包まれ、例年の寒い冬が訪れるのですが、
2020年はインド近くのインド洋で積乱雲が発生し、暖かい空気が日本列島上空に流れ込み、寒気の空気を押し返したために、寒気の空気が例年より北側に流れたのが理由です。
【まとめ】やっぱり青森の雪はすごい!
やっぱり、青森の雪は凄いです。データを見ても、主要部でも100cmは軽く積もる傾向はあります。
なので、青森が雪が少ない時は本当に珍しいことなのです。青森の人は雪が降らない方が嬉しいと思いますが。
確かに雪が降ると、交通面等不便しますが、雪が降らないと体験できないこと、雪が降ったおかげでおいしい食べ物があること。
すべてが雪のせいでマイナスというわけでもありません。冬の透き通った空気はどこよりもすばらしいので一度は体験してみてください。
街頭にちらつく雪はとても幻想的です。
・青森の雪が多いのは、青森の特融の地形と、八甲田連峰が壁となり、青森が雪が多くなる
・地域によっては降雪量が変わってくる!格差が出ています!
・酸ヶ湯は別格!だけど、雪の壁は圧巻!
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