最近では、街おこしや新たな観光スポットとして「ストリートピアノ」が多く設置するニュースや情報を目にします。
ストリートピアノといえばYouTuberの「ハラミちゃん」が有名でこのハラミちゃんの活躍により、テレビにも出るようになりストリートピアノの知名度は一気に世の中に広まったでしょう。
そんな、ストリートピアノがなんと、青森県にも設置され、新たな観光スポットとして登場しました。今回は色鮮やかなピアノをご紹介したいと思います。

ハラミちゃん(@harami_piano)
ピアノを身近に感じてもらいたく活動してます/ポップスピアニスト/YouTube登録者146万
■ストリートピアノとは
街中・街角などの公共の場所に設置され、誰でも自由に弾ける状態のピアノの事で、音楽を通じて人と人とのつながりを生み出すのがストリートピアノの目的です。
一概にストリートピアノと言っても、条件があり「演奏するために許可が必要」「誰でも演奏は出来るが、設置された区画に公共性が無い」この2つの条件に当てはまった場合はストリートピアノとは呼ばれません。
■ストリートピアノの発祥は?
ストリートピアノの発祥は、特に定められていないのです。
多くの所説があるみたいですが、色々調べてみると発祥の国はイギリスになります。
世界中にこのストリートピアノを広めたのが、イギリスのアーティストであるLuke Jerram(ルーク・ジェラム)氏。
Luke Jerram(ルーク・ジェラム)氏が2008年に始めた「Play me、I’m yours」というプロジェクトがストリートピアノの存在を広げました。
■日本にもストリートピアノが上陸
ストリートピアノが日本に登場したのは、2011年鹿児島市の商店街に、家庭で使われなくなった古いピアノを調律し、重厚で重たい黒色ピアノを鮮やかに装飾。
このピアノで商店街・地域を活性化しながら鹿児島県の食と文化の情報発信の場として、鹿児島市一番街商店街が日本で初めてストリートピアノが設置されました。
■青森にもストリートピアノが上陸

青森県にも2020年にストリートピアノが上陸し、青森県内でも大きな話題となりました。
青森のストリートピアノは青森観光スポットでもあるアスパム2Fに設置しており、誰でも気軽に演奏ができます。
なぜこんなにも話題になっているかというと、それは「ピアノの装飾」です。
色鮮やかなピアノは子供にも人気であり、青森のシンボルとして新たに注目されるでしょう。
この青森にストリートピアノを普及させたのが、蝦名ミカコさん(@mica10932)
青森県にストリートピアノを置きたいという気持ち一つで、ご本人が幼少期に買ってもらった思い出のピアノをストリートピアノに。
設置のために様々な所に許可を申請したり、ピアノを調律してくれる人を探したり等、色々苦労したと思います。
ピアノの調律をしているのは、サイ楽器さん(@piano_a)が行っており、この協力が無ければ、青森にストリートピアノを実現はなかなか難しかったでしょう。
青森に来た際は一度はピアノの音色を聞いてみてください。写真だけでもOKです!

蝦名ミカコさん(@mica10932)
原産国:日本 原産地:青森 販売元:横浜 原材料:津軽弁、酒、津軽、写真、映画、ジャズ、ピアノ【フリーライター音楽・旅行・ファッション・パーティー書いてます】

サイ楽器さん(@piano_a)
中古ピアノ販売買取、調律など。 個人のお店ですので不在も多いですご来店前にはお電話下さい。ドアの所の看板にopenと書いてあれば在店してます。サイ楽器店主のアカウント。旅するピアノイベント a traveling piano worksのページでもあります。
■まとめ
昔から青森といえば「何もない田舎」「観光スポットが少ない」と色々とネガティブなイメージを持つ人が多かったり、「桜が有名」「お城がある」といった長年知られてきた観光スポットがあり、マンネリ化してきた青森ですが、世界が実行しているストリートピアノが誕生し、新たな青森県の観光スポットが誕生したと思います。
「青森にストリートピアノを」プロジェクトを勇気をもって実行してくれた蝦名ミカコさん(@mica10932)や調律を受けたサイ楽器さん(@piano_a)のおかげで新たな観光スポットと体験の場を作っていただきありがとうございます。
後は、みなさんで広げていくだけです!