みなさん、こんにちわ!こんばんわ!青森ブロガーのきーと(@aokurashi)です。
今回ですけども、青森県の小学校では冬の季節になると、ある特別な授業が期間限定で行われます。
その授業というのが「スキー」です。
青森は雪の降雪量が多いため、この特徴を活かしスキー授業というのが行われます。
これはスキー場に行って学ぶのではなく、学校が所有している校庭を使って、スキー授業を行うのです。
今回はこの、スキー授業について説明していきたいと思います。
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■スキー授業とは一体どのようなものなのか!
主に、スキーの授業というのは、体育の授業に行われることが多く、小学校4年生~6年生までが対象となって、スキー授業が行われます。
学習時間は1時間の授業もあれば、2時間通しで行う事もあります。
授業が終わってから、次の授業が始まるまでに、スキーウェアを来て、スキーの道具を持ち、スキーブーツを履いて、校庭に着いたらスキー版を着用し、先生が来るまで待つ。
上記の一連の動きを、授業終わりから始まりまで行います。
スキーの授業は個人個人のレベルに合わせて練習をしていきますが、最初の授業は共通して、スキーの滑り方、転び方、立ち方をみんなで練習します。
最初の授業はスキーが上手でも下手でもみんな共通して同じ練習を行います。
ある程度の基礎的な練習が終われば、校庭の周りをスキーで滑って見たり、友達と一緒に練習したりなどします。
学年が上がるにつれ、校庭にあるスキー山を使っての授業が開始されます。
スキー板を使っての上り方であったり、斜面での起き上がり方であったり等、一気に本格練習に入ってきます。
ここで、個々のレベルに合ったチームに分けて練習を行っていきます。
得意な人は上記の練習を行いますが、苦手な方はスキーの滑り方であったり、低い斜面の練習を行います。
6年生にもなると、課外授業でスキー場に行き実際にリフトに乗って、スキーを体験したりします。
この場合先生ではなく、スキー場のインストラクターが指導にあたり、生徒は曲がり方であったり、スピードの出し方であったりなどを練習します。
いくらスキーが得意であっても、デコボコしたコースやジャンプ台等は使用せずに安全に練習をするためご安心してください。
スキー授業は、青森の雪が多い気候を活かし、体を動かす事を目的とし、合わせてスキーの楽しさや上手になって行くことが実感できる授業だと思います。
■授業でのスキーは「カーボンスキー」
スキーの種類は多くありますが、小学校でのスキー授業はスキー板が長い、「カービングスキー(スキー板が長いもの)」で練習します。
ファンスキー(スキー板が短い)での練習はしないので、いくらスキーが得意でも、スキー板が長いカービングスキーを選んでください。
デザインについては特に制限はありませんので、自分で好んだ色やデザインを使ってください。
スキー授業で必要なものは、
- スキー板
- ストック
- スキーウェア上下
- スキーブーツ
- ゴーグル
- 帽子
これらの用具があれば授業に受けることができますので、漏れなく準備をしておきましょう。
■スキーの保管は学校で!しかし、終業式あたりには持ち歩いて帰る
スキー授業がある場合、冬休み中に学校にスキー用具を一式置いておく必要があります。
特に、スキー板、ストック、スキーブーツは重いために授業があるたびに持ち運ぶため学校の所定の所に保管するようにしましょう。
多くの人は自家用車にスキーを積んで運こんでいます。車が持っていない方は、周りのご家族や友達に頼むようにしましょう。
また、終業式が終わるとスキーは持ち帰るために、この時も車が必要ですが、平日に終業式があるために車が出せないと思います。その場合は休みの日に取りに行っても大丈夫なので、持ち帰る必要がある場合はしっかりと持ち帰るようにしましょう。
■まとめ
青森県の小学校では、冬にスキー授業があります。スキー初心者でも学べるために子供にとっては大変楽しい授業になります。
必要なものはしっかりと準備して、子供たちに楽しくスキー授業をさせましょう。
- スキー授業は1時間~2時間程度
- 4年生では、上手下手なくみんなすべての同じ練習をする。
- 5年生では、スキー山を使って斜面の練習をする。
- 6年生になると課外授業でスキー場に行くことがある。
- 持ち運びがあるので、休みの調整や車の手配が必要になる。